へっぽこビリヤード日記第二章
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ピーチ様について

最近では、ようつべだの、ニコニコだので玉動画が見られて幸せです。

自分が今まで見た試合の中で、ベストマッチと言えば、世界選手権2007からゴメスvsピーチなのですが、良クオリティでうpされているのを発見しましたので、再度書いておきます。

プレイリスト

全体的にドラマチックな試合なのですが、17先なためとても長い試合です。お時間がない方は、序盤割愛して28ラックあたりからご覧になると良いのではないかと思います。中盤のシーソーゲームを打ち破ってのゴメスが5連取、 (ゴメス)15-12(ピーチ)となった所からです。

この試合を見てBK2を買ったのは内緒

続きは動画をご覧になったあとでどうぞ(ネタバレあり)

動画を見てもお分かりの通り、ピーチの応援団(?)3人。

実はピーチ、今回が初出場な訳ではありません。何度か出ていて、今までの最高がベスト64。それを踏まえての応援団3人。そういう意味では、ピーチは開き直って行けたのかな?とも思います。ノープレッシャー同士なら、間違い無くゴメスの方が格上でしょう。きっと賭け球なんかもお手のものでしょうし、痺れる勝負もピーチより慣れているかもしれません。

でも、この場合は自分が何か失うというプレッシャーではなかった。「国民の期待」という、ゴメスが今まで体験したことのない種類のプレッシャーだったのですね。ピーチは、ルアット・アルカノ・ブスタマンテといった国内(フィリピン)の強豪をバッタバッタ倒して決勝の舞台に上がってきたわけで、フィリピン国民はゴメス・チャチャチャ状態。これはきつい。もしあの場所に自分が立っていたらと考えるだけでも具が出そう。

後日、インタビューでピーチはこう語っています。「ギャンブルとトーナメントは違うゲームである」と。まさにそれを証明した一戦となりました。



そんな二人の精神状態が分けたラック31からを分析してみたいと思います。

ピーチブレイクから、取り出しが2番。縦バンクの配置に一旦は構えますが、思い直したように1分の長考。

このテーブル、決勝では照明と空調で湿気を調整してやや渋くしています。きっと構えた瞬間、嫌な感じがしたんでしょう。再度熟考した結果、抜き渋がてらの縦バンク。残念ながらカタカタで見えてしまいましたが、この局面で縦バンクを攻める姿勢が素晴らしかったですね。

ゴメス、穴前に残った2をシュート、えぐいネキ。3→4のダシはサイド逆フリはマズい。ちょっと長めにいっとけば、サイド順フリか、出すぎてもコーナーに行ける配置。が、そのせいか突っ込みすぎてコーナーの逆フリまで走ってしまう。4番をハードショットでネジ込みながら、手玉を長クッションから返す5番への出しは素晴らしいの一言だが、手玉が止まってみると5番に真っ直ぐに近い逆フリ・中距離という、プレッシャーが掛かる状況では最悪のポジション。結果、薄飛ばし。自分だと、まさに動画の通りに外しがちな一球だから、右ヒネリが乗ってしまわないように、とても気をつけるのだけど、プロだと入って当たり前すぎて、気をつけてもないのかもしれない。

ゴメス: ( ゚д゚)ポカーン

こうなるのも分かる。自分が外してしまったことも、その瞬間に認識できていないと思う。ピーチが5番6番と入れていくうちに、ウルルときているゴメスを見ると、やるせない気持ちになってしまう。

さて、そのピーチですが、やっぱり痺れているのか5番を超イレイチで、6番真っ直ぐにダシてしまいます。普通ならガッカリしたり、不注意な自分に怒ったりしてしまうシチュエーションなのですが、そこで取ったピーチの行動はなんと

気分転換

席にもどって、シャフトを軽くヤスると、手にパウダーを付ける。テーブルに戻ってくるやいなや、立てキューで6番を直引き。ただ、思ったよりコンディションが重かったせいか、微妙な位置に止まってしまう。が、凄い集中力で7をコーナーにシュート。そして思ったよりコンディションが重(ry

そして、なんと8番から9番へのネキで、6番と全く同じミスをしてしまいます。普通ならキレている所ですが、そこで取ったピーチの行動はなんと

気分転換

この人の緩急の付け方と、気持ちの切り替え方は本当に凄いです。

解説は9と手玉を入れ替えて短短に離すセーフティだろうと予測。
それを裏切るように、

鬼攻め縦バンク!

さっきの2番縦バンクが長く外れたのが、ピーチの心の隅にあったのでしょうか、
無情にも今度は短く外れてしまいます。しかも、相手にイレが残ってしまった。

ピーチもさすがにがっかり…?

してねえ!お水飲んでる!!!

なんだか一人置いてきぼりにされたゴメス、先ほど外した5番を再現するような薄抜き。もう、狙い切る気力が残っていなかったのでしょう。



そして迎えた32ラック、この流れならマスワリ…と思いきや、いきなり取り出しが無い。細い、ピーチ様、細すぎです!1番のセーフティ合戦から、ややルーズな残りをもらったピーチ様、なんとサイドバンク!2発連続でバンク外したから、もう外さんもんね!と言わんばかりの力強いストローク。

そこから危なげなく9番まで取りきるピーチですが、一球一球丹精込めてイレてます。この動画を見るたび、自分のプレイを見直さないとなあと、感心するのでありました。
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